1月23日(無職)
自分はショートスリーパーであると公言して憚らなかったのだが、最近もしかしたら違うかもしれないと思っている。茨城にきてから1週間近く、なんと毎日7時間以上寝ているのだ。以前は4〜6時間以上連続して眠ることが出来なかったため、そうに違いないと思っていたのだが、たんなる年単位の不眠症だったのだろうか。
起きて犬の散歩へ行く。風が強かったので犬が飛んでいってしまった。(まだ帰ってきていない)
帰宅後、作業。それなりに捗る。昼には昨晩過剰に作って大量に余らせた粥を食べる。
午後から少し作業のち、気がかりだった洗面台の掃除を執り行う。どのくらいの汚さまで我慢できるかが同程度であるということは、一緒に暮らす相手を選ぶ上で結構重要なファクターになるのではと思った。
夕食に向けて餃子の準備をする。普段は冷蔵庫の中で迷子になった野菜どもを、ひき肉と練り上げて皮に隠しているのだが、今回は分量を計って正確に作った。
学校で習った算数を、生活の中で役立てるというのが本当に苦手で、倍量を作ったりするときにこの式が欠かせない体になっている。
付け合わせでスープを作ったのだが安心する味になった。内緒で卵を二つも入れたのだ。
姉とばび(姉の彼氏の名前)を待つ間、本を読んで過ごす。近代においては外に向かう言葉(伝えるための言葉・コミュニケーション)ばかりが偏重され、内なる言葉(思考を形作る言葉)がおざなりにされている。内なる言葉を育てなければ、いくら外に向かう言葉が達者になったところで、その効能は一時的なものに過ぎない。とのこと。「言葉は思考の上澄み」という言葉が印象に残った。
飛んでいった犬が帰ってきた。